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NBAとTAKE-TWOによるNBA 2K eLeagueが発足へ

2018年の始動を目指す、米国プロスポーツリーグの運営による初の公式eSportsリーグ

アメリカプロバスケットボール協会(NBA)とTake-Two Interactive Software, Inc.(NASDAQ:TTWO)は、両者が協力し、最高のバスケットボールの試合を全世界に届ける新たなプロフェッショナル競技ゲームリーグ、NBA 2K eLeagueを発足させる計画を発表しました。これにより米国のプロスポーツリーグが運営する初の公式eSportsリーグが誕生する運びとなります。

2018年の始動を目指すこの画期的な競技ゲームリーグは、実際のNBAフランチャイズが運営するチームによって構成されることになります。発足当初のリーグ参加チームは今後数ヶ月のうちに発表されますが、各チームは自作アバターを使ってゲームをプレイする、5名のプロeSportsプレイヤーによって構成されることになっています。またNBA 2K eLeagueでは、プロスポーツリーグのフォーマットが踏襲されることになります。つまり、レギュラーシーズンには各チームによる対戦が繰り返され、戦績上位のチームがプレイオフに進出、最後に頂上決戦を行い優勝チームを決定するのです。

「これは、バスケットボールのファンと生まれたばかりでまだ成長の途上にあるeSportsコミュニティーのために、何か本当に特別なものを創り上げるまたとないチャンスです。NBA屈指のスポーツチームオペレーターの手腕に、Take-Twoの競技型ゲームにおける優れた知見が組み合わさることにより、これまでにないまったく新しいスポーツリーグが誕生することを楽しみにしています。」

― アダム・シルバー/NBAコミッショナー

「NBAとの関係をこれまで以上に強化し、NBA 2K eLeagueを共同で発足させられることを大変嬉しく思っています。NBA 2Kシリーズは、NBAの雰囲気とファンの情熱を巧みに再現しているとして、全世界で高い評価をいただいています。このシリーズを介した我々の提携関係が、これまで大成功を収めてきたことについては論を待たないでしょう。この新たな試みでTake-TwoとNBAが目指しているのは、eSportsの成長をさらに加速させ、試合の興奮をかつてない高みにまで引き上げることです。」

― ストラウス・ゼルニック/Take-Two会長兼CEO

NBAとTake-Twoの関係は1999年まで遡り、NBA 2Kシリーズは全世界で6800万本以上の販売実績を誇っています。最新作である『NBA 2K17』は、毎年内容が更新されるタイプのスポーツゲームの中で、現世代の家庭用ゲーム機に対応するものとして最高レベルの評価を得ているだけでなく、NBA 2Kシリーズの歴史の中でもとりわけ高い評価を得ています。(1) 現在までに『NBA 2K17』は700万本近くを売上げており、2Kのスポーツゲーム史上最高の販売実績を達成することはほぼ確実です。

2016年12月、2Kは2回目の公式eSports大会となるNBA 2K17オールスタートーナメントを始動させました。「NBA オールスター2017」への参戦権が懸かったこの5対5のトーナメントの優勝賞金は$250,000。決勝戦は2017年2月17日にニューオリンズで行われます。

NBA について

NBA は、3 つのプロフェッショナルスポーツリーグ、すなわちアメリカプロバスケットボール協会(NBA)、女子アメリカプロバスケットボール協会(WNBA)、NBA デベロップメント・リーグ(NBADL)を中核とし、世界規模でスポーツおよびメディア事業を展開しています。試合や番組によってNBA は215 の国や地域と49 の言語で大きな国際的プレゼンスを確立しており、その関連商品は100 の国と6 つの大陸の125,000 以上の店舗で販売されています。2016-17 年シーズンの開始時点で、NBA には41 の国や地域から集まった113 名の選手が登録されています。NBA Digital の資産には、NBA TV、NBA.com、NBA App が含まれ、2015-16 年シーズンには記録的な視聴者数と通信量を達成しました。NBA のソーシャルメディアコミュニティーは世界最大規模であり、リーグ、チーム、選手のプラットフォームをすべて合計した「いいね」やフォロワーの数は、全世界で1300 万を上回ります。また、NBA Cares を通じて、教育、若年者と家族の発展、健康に関連する課題などの支援で国際的に認められている若年者支援団体と協力することにより、重要な社会的関心事にも取り組んでいます。